スキャナアプリの進化

最近アナログで絵を描くのにハマッています。でもデジタル化するのが毎度苦労するんだよな~~スキャナー処分しちゃったしな~~と思っていたらスキャナアプリがめっちゃ進化しててびっくりしました!

先月から気の向いたときにやってるPOSE MANIACSさんの30秒ドローイングを例としてスキャンしてみました。

スキャナアプリで撮って自動補正かけてもらっただけでかなりきれいにスキャンできて感動しました!一切手動で調整していないです。ソフトも使ってない。クロッキーに描いてて紙が薄いので後ろが透けてますが普段スキャンするような原稿はこんなことは無いので問題なし。ちなみに撮影はiPad proで絵は2Bの鉛筆で描いてます。Bの0.5シャープペンはもっときれいにスキャンできてミリペンは完璧でした。

昔(※たぶん10年くらい前の話)の同じようなスキャナアプリはこうはいかなかったので、アプリとあとカメラの性能もすごく上がってるんでしょうね!素晴らしい仕上がりです。

 

もうひとつスキャン例。上がスキャナアプリ自動補正ver、下が通常のカメラ撮影+手動補正です。

何が一番有難いのかというとスキャナアプリを使うと紙に落ちる影がほぼなくなることなんですよね。いくら線画を綺麗に仕上げても撮影がうまくいかないとモノクロ絵の場合白部分にムラができて補正しようがなくなったりして結局ケシゴムで消すという力技になるので……。あと絵に対してちょっと斜めに写してもいい感じに補正してくれるのも嬉しい。紙面とそれ以外を見分けて自動で絵の部分だけスキャンしてくれるので切り抜きとかしなくていいし。欲しい機能大体付けてくれている!

カラーイラストはまだ試していないのですが、この調子だと昔よりはだいぶ期待できる出来になりそうですね。

そんなわけで最近のスキャナアプリってすごいね!という記事でした。日頃活用している方からしてみればそんな当たり前のことを今更…と思われるかもしれませんが昔アナログ原稿を苦労しながらスキャンしていた身からすると結構衝撃的なことだったので嬉しくてつい書いてしまいました。

高一恭子